VPNは10%の社員しか使っていない。でも“IDとパスワードだけ”は、もう危険です。
既存のYAMAHA RTX VPN環境に“パスワード+6桁コード”を足すだけ。 わずか数分で、セキュリティと信頼を一気に高める方法があります。
よくある3つの“勘違い”
勘違い①
「VPNを使うのは一部社員だけ。だから放置でいい」
攻撃者は“入口の弱いところ”を狙います。利用率が低い環境ほど、認証が甘いケースが多く狙われやすいのが現実です。
勘違い②
「MFAは大掛かりでコストが高い」
SingleIDは「パスワード:6桁コード」の入力だけ。クライアントの設定を変えずにMFA化できます。
勘違い③
「証明書が使えないなら強化できない」
証明書非対応の環境でも、RADIUS連携+OTPで堅牢化可能。ID・パスワードのみからの脱却が最優先です。
解決策:SingleID × YAMAHA RTX
この構成で“今のまま”MFA化
既存のL2TP/IPsec、IKEv2をそのまま利用
クライアント設定・RTX設定の大幅変更は不要
認証ログをクラウドで一元管理(接続ログはRTXで取得)
導入後に得られること
パスワード漏洩時もOTPが壁に。リスクを大幅低減
ユーザーの棚卸し・失効がクラウドで簡単
取引先への説明資料としても活用しやすい
1分でわかる仕組み
STEP①
スマホでOTPを確認
認証アプリの6桁コードを用意。
STEP②
パスワードにコードを付けて接続
mypassword:123456 を入力。
STEP③
RADIUSで認証、VPN接続
SingleIDがOTPを検証、RTXでVPN確立。
前提・制約(重要)
- SingleIDは条件付きアクセス機能は提供していません。
- RTXのリモートアクセスVPNにおける証明書ベースのクライアント認証は前提にしません。
- Windows等のクライアントではIKEv2の証明書認証に制約があるため、本提案ではOTPによるMFAを基本とします
導入ステップ(最短“即日”)
STEP①
ユーザー/OTP登録
SingleIDにユーザーを登録。スマホ認証アプリをセットアップ。
STEP②
RTXにRADIUS設定
既存のL2TP/IPsecやIKEv2はそのまま。RADIUS連携のみ追加。
STEP③
接続テスト
ユーザー側は mypassword:123456
形式で接続。
STEP④
運用開始
認証ログの監査/レポート運用を開始。
こんな企業におすすめです
YAMAHA RTX を利用してリモートアクセスVPNを構築している企業
取引先からセキュリティ対応を求められる機会が増えている企業
VPN利用率が低く、SASEや専用装置は過剰と感じている企業
低コスト・短期間で多要素認証を導入したい企業
ユーザーの声
RTXの設定はほぼそのまま。ユーザー教育も「:6桁を足すだけ」で済み、翌日から運用できました。
取引先からのセキュリティ要請に対して、MFA導入をエビデンスとして提示できるようになりました。
証明書が使えなくても、OTPで十分に強化できることが分かり、導入のハードルが下がりました。
関連投稿
YAMAHAルーター・APに設定を追加するだけで、VPN・Wi-Fiをゼロトラスト化
YAMAHA RTXルータの現状: パスワード認証のみ対応 YAMAHA RTXシリーズは、その堅牢性とコストパフォーマンスから多くの中小企業に選ばれています。しかし、このルータが提供するリモートアクセスVPNの認証方式は「パスワード認証」のみという制限があります。 リモートワークが普及する中、この仕様は以下のようなセキュリティ課題を生み出しています。パスワード認証のみでは足りない理由 1. なりすましのリスクパスワード単独の認証では、漏洩や推測される危険性が高く、攻撃者による不正アクセスを許してしまう可能性があります。 2....
パスワードだけじゃ守れない!YAMAHA RTXのVPNの認証強化術
YAMAHA RTXルータの現状: パスワード認証のみ対応 YAMAHA RTXシリーズは、その堅牢性とコストパフォーマンスから多くの中小企業に選ばれています。しかし、このルータが提供するリモートアクセスVPNの認証方式は「パスワード認証」のみという制限があります。 リモートワークが普及する中、この仕様は以下のようなセキュリティ課題を生み出しています。 パスワード認証のみでは足りない理由 1. なりすましのリスクパスワード単独の認証では、漏洩や推測される危険性が高く、攻撃者による不正アクセスを許してしまう可能性があります。 2....
RTXを使っているなら
新しい機器も大規模な設定変更も不要で、御社のVPNは安全性と信頼性を一気に高められます。
