SingleID Cloud RADIUS

物理サーバを構築、保守、または監視することなく、RADIUSプロトコルの強度とセキュリティを確保します。マネージドRADIUSを組織にすばやく導入して、Wi-Fi、VPN、スイッチ、およびネットワークデバイスに対してユーザーを安全に認証します。

かんたん設定で導入負荷を軽減

ネットワーク機器に対応したテンプレートと設定ガイドで、複雑な設定は不要。動的IP環境や小規模オフィスにも対応します。

テンプレート

ネットワーク機器のテンプレートを活用することで、設定作業を大幅に簡素化し、効率を向上させます。専門知識がなくても短時間で導入でき、手間なく運用を実現可能です。

多拠点ポリシー

多拠点展開に最適なソリューションを提供します。クラウドを通じて各拠点の運用ポリシーを一元管理し、業務の効率化を実現します。セキュリティルールを柔軟に適用できるため、企業のニーズに応じた最適な設定が可能です。

固定IP不要(動的IP対応)

動的グローバルIP環境に対応しているため、固定IPは不要です。小規模オフィスでもコスト重視の導入に柔軟に対応できるソリューションを提供します。

直感的な設定画面

提供する管理画面は直感的に操作でき、ネットワーク設定やユーザー管理もシンプルで分かりやすく効率的に行えます。この使いやすさにより、中小企業の皆様が迅速に設定を行い、ビジネスに集中できる環境を整えられます。

充実の認証方式と高度なセキュリティ機能

EAP-TLS、PEAP、証明書認証、ワンタイムパスワード、ダイナミックVLAN、MAC認証バイパスなど、安全性を支える多彩な機能に対応。

EAP-TLS(証明書ベース認証)

EAP-TLSによる証明書を使用した強力な認証により、デバイスの識別が可能となり、より堅牢なセキュリティを実現します。

OTP(ワンタイムパスワード)

アプリのトークンを用いたワンタイムパスワード認証はYAMAHA RTXのVPN認証でも活用できる機能です。

PEAP/TTLS(トンネル型認証)

PEAPやTTLSを利用した柔軟なトンネル認証により、TLS技術でデータを暗号化し、パスワードの盗聴をしっかりと防ぎます。

ダイナミック VLAN

ネットワークを効率的に分離できるダイナミックVLANは、ビジネスの成長に伴う複雑化したネットワーク環境において、柔軟で安全な接続を提供します。

証明書管理(PKI)

証明書の失効リストを活用することで、パソコンの盗難や紛失が発生した際には、迅速に証明書を無効にすることが可能です。

MAC 認証バイパス

登録されたMACアドレスからの認証を迅速にバイパスできます。このシステムはEAP非対応のプリンターを有線ネットワークに接続するときに便利です。

目的別ユースケース

リモートワークでのVPN、オフィスのWi-Fi、社内LANなど、利用シーンが違ってもクラウドRADIUSなら一元的に安全な認証を実現できます。面倒な管理作業を減らしつつ、社員が安心して利用できるネットワーク環境を整備できます。

リモートワーク環境でも安全にVPN接続

オフィスや店舗で利用する無線LANにクラウドRADIUSを組み合わせることで、ID/証明書を用いた安全なWi-Fiアクセスを実現。パスワード共有不要で、不正利用や乗っ取りのリスクを減らします。

Wi-Fiを安全に利用するための認証基盤

オフィスや店舗で利用する無線LANにクラウドRADIUSを組み合わせることで、ID/証明書を用いた安全なWi-Fiアクセスを実現。パスワード共有不要で、不正利用や乗っ取りのリスクを減らします。

オフィスのLANポートにもゼロトラストを

有線LANポートに接続する端末も、クラウドRADIUSで認証可能。社内LANに直接つながる端末を制御することで、不正なデバイスの持ち込みを防ぎ、物理的なネットワークのセキュリティを高めます。

多様なユースケースにフィット

クラウドRADIUSは、小規模オフィスでも導入しやすく、多拠点展開する企業にも柔軟に対応。さらに、ネットワーク機器が多い環境でもクラウドから一元管理できるため、規模や構成を問わずセキュリティ基盤を最適化できます。

小規模オフィス

専任のIT担当者がいなくても導入可能。固定IP不要で、手軽に安全なWi-FiやVPN環境を構築できます。

多拠点展開

本社・支社・店舗など複数拠点をクラウドで一元管理。拠点ごとに異なるポリシーも柔軟に適用できます。

ネットワーク機器が多い環境

多数の無線APやスイッチがある環境でも安心。クラウドから一元的に管理し、設定や運用の負担を大幅に軽減します。

よくある質問

クラウドRADIUSで認証可能なネットワーク機器は何ですか?

RADIUSをサポートしている機器であれば基本的に認証可能です。たとえば、ヤマハ、バッファロー、アライドテレシス、Cisco、Aruba、Fortinet、H3Cなど多数のベンダーの対応機器が含まれます。

クラウドRADIUSがサポートする認証方式は何ですか?

PAP, CHAP, MS-CHAP, EAP-TLS, EAP-TTLS-PAP, PEAP-MSCHAPv2 など、多様な方式を提供しています。

ワンタイムパスワード(OTP)認証は使えますか?

はい、利用可能です。OTPを用いる場合は PAP や EAP-TTLS-PAP を通じて認証が行われます。

RADIUSアカウンティング (認証後のログ収集) をサポートしていますか?

いいえ、現在クラウドRADIUSではアカウンティング機能はサポートしていません。

RADIUS/TLS(RadSec)に対応していますか?

はい、拡張RADIUSサーバを利用することで RadSec による TLS‐保護された接続が可能です。

IPv6 アドレスからの接続は可能ですか?

はい、IPv6アドレスからの接続が可能です。IPv4 over IPv6 の環境であっても、拡張RADIUSサーバを経由して利用できます。

固定グローバル IP を持っていませんが、クラウドRADIUSは使えますか?

はい、固定IPがなくてもご利用可能です。拡張RADIUSサーバにより、ダイナミックDNS 等を使わずに接続できます。

インターネット回線の種類に制限はありますか?

基本的には制限はありません。ただし、RADIUS は UDP 通信を利用するため、遅延が大きい・不安定な回線では認証の応答が遅れたり失敗したりする可能性があります。

ネットワーク機器に設定ガイドやテンプレートはありますか?

はい。対応ネットワーク機器用のテンプレートと設定ガイドを提供しており、簡単に短時間に導入いただけます。

認証方式においてどの方式が最も安全ですか?

証明書ベースの EAP-TLS がセキュリティ面では非常に強く推奨されます。他の方式も用途に応じて使い分けが可能ですが、証明書認証は中間者攻撃や盗聴に対して強固です。

デモ+ご相談

画面共有で実際の操作を確認しながら、その場で疑問や課題にお答えします。一方的な説明ではなく、貴社の環境に合わせたご提案も可能です。