FortiGateの評価ガイド⑤ SSLVPNの認証/RADIUS連携したパスワード認証

目的

FortiGateのリモートアクセスVPN(SSLVPN)について、以下の要件を満たすために、SingleIDを利用します。

  • RADIUSサーバに登録されたユーザでログインする。
  • 特定グループに属するユーザのみアクセスを許可する。
  • ログインの認証方式は、パスワード認証とする。

環境

グループの情報

グループ名グループの説明メンバー
リモートアクセスユーザ(ビルトイングループ)FortiGateのリモートアクセスVPNへログインできるユーザのグループuser1



RADIUSの情報

設定に必要な情報説明および情報取得の方法など
RADIUSサーバのホスト名SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS画面の基本情報タブの「ホスト名」です。
RADIUSサーバのIPアドレスSingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS画面の基本情報タブの「IPアドレス」です。
RADIUSサーバのポート番号SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS画面の基本情報タブの「RADIUSポート番号」です。デフォルトUDP1812です。
RADIUSクライアントのIPアドレスFortiGate側のグローバルIPアドレスです。インターネットに出ていくときの送信元のIPアドレスです。
RADIUSクライアントのシークレット任意の文字列を設定します。ここでは、「fortigate」とします。

VPN設定の情報

設定に必要な情報説明および情報取得の方法など
リッスンするインターフェースFortiGateのWAN側のインターフェースです。環境により異なります。
リッスンするポート VPNクライアントが接続するポート番号です。ここでは、「10443」とします。
サーバ証明書VPNのサーバ認証のためのサーバ証明書を指定します。ここでは、「Fortinet_Factory」とします。
ファイアウォールポリシーの宛先VPNでアクセスした通信に対して、許可したい宛先です。環境により異なります。
VPNゲートウェイIPアドレス VPNクライアントが接続するIPアドレスです。環境により異なります。
発信インターフェース VPN接続が完了し、内部通信が行われるときに、発信元のインターフェースです。 環境により異なります。

設定方法

SingleIDの設定

SingleIDの管理者ポータルへログインします。

製品ログイン一覧

ユーザポータルは、組織の一般ユーザが使用するポータルです。ユーザの登録情報、パスワード変更、ワンタイムパスワード設定を行うことができます 管理者ポータルは、組織…

ユーザの作成

SingleID 管理者ポータル>ユーザ一覧画面へ移動します。

「登録」をクリックします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-7.png

ユーザ登録画面の「基本情報」を入力します。 作成するユーザは、環境/グループの情報を参照します。

「グループ」タブをクリックします。

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参加するグループを選択し、「登録」をクリックします。参加するグループについては、環境/グループの情報を参照します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-18-1024x311.png

RADIUSの設定

SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS画面へ移動します。「FortiGate」タブへ移動します。

「登録」をクリックします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-2-1024x228.png

RADIUSクライアントに関する以下の項目を入力します。

「VPNアクセスの認証」タブへ移動します。

項目
IPアドレス環境/RADIUSの情報 の「RADIUSクライアントのIPアドレス」です。
シークレット環境/RADIUSの情報 の「RADIUSクライアントのシークレット」です。

選択するサーバの番号により、RADIUSサーバのポート番号が異なります。
サーバが1の場合には、UDP1812です。
SingleID 管理者ポータル>認証>RADIUS>基本情報タブ画面の「RADIUSポート番号」にサーバの番号と通信ポート番号の対応が記載されています。

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許可グループの設定で「リモートアクセスユーザ」グループをダブルクリックし、許可へ移動させます。

「登録」をクリックします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-19-1024x636.png

FortiGateの設定

FortiGateの管理GUIへログインします。

https://<FortiGateの管理IPアドレス>

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-5.png

RADIUSサーバの設定

FortiGate管理GUI> ユーザ&認証>RADIUSサーバへ移動します。「新規作成」ボタンをクリックします。

以下の項目を設定し、「OK」をクリックします。

項目設定値
名前SingleID_RADIUS
IP/名前環境/RADIUSの情報 の「RADIUSサーバのIPアドレス」です。
シークレット環境/RADIUSの情報 の「RADIUSクライアントのシークレット」です。
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-7.png

「接続をテスト」をクリックし、接続が成功しない場合には、以下をご確認ください。
・設定内容が間違いないこと
・FortiGateからSingleIDのRADIUSサーバのIPアドレスへ接続可能であること

SingleIDのRADIUSサーバでは、FortiGateのVPNアクセスや管理アクセスのみ認証可能となるように制限をかけているため、「ユーザクレデンシャルをテスト」ボタンをクリックし、正しいユーザ情報を入力しても成功となりませんが、問題ではありません。

ユーザグループの設定

FortiGate管理GUI>ユーザ&認証>ユーザグループへ移動します。「新規作成」ボタンをクリックします。

以下の項目を設定し、「OK」を クリックします。

項目設定値
名前SingleID
タイプファイアウォール
リモートグループリモートサーバ:SingleID_RADIUS グループ:すべて
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-9.png

SSLVPNの設定

FortiGate管理GUI>VPN>SSL-VPN設定へ移動します。

以下の項目を設定し、「適用」を クリックします。

項目設定値
リッスンするインターフェース 環境/VPN設定の情報 の「リッスンするインターフェース 」です。
リッスンするポート 環境/VPN設定の情報 の「リッスンするポート 」です。
サーバ証明書 環境/VPN設定の情報 の「サーバ証明書 」です。
認証ポータルマッピンググループ:SingleID ポータル:full-access
すべてのその他のユーザ/グループ ポータル:web-access

ポリシーの設定

SSLVPNの設定を適用すると、上部に以下のようなメッセージが表示されます。リンクをクリックし、ファイアウォールポリシーの設定を行います。

表示されない場合には、 FortiGate管理GUI>ポリシー&オブジェクト>ファイアウォールポリシーへ移動します。

以下の項目を設定し、「適用」を クリックします。

項目設定値
名前SSLVPN
着信インターフェースSSL-VPN tunnel Interface (ssl.root)
発信インターフェース環境/VPN設定の情報 の「発信インターフェース」です。
発信元アドレス:SSLVPN_TUNNEL_ADDR1 ユーザグループ:SingleID
宛先 環境/VPN設定の情報 の「ファイアウォールポリシーの宛先」です。
サービスall
アクション許可

動作確認方法

FortiClientのインストール

以下、URLからFortiClientをダウンロードして、インストールします。

https://www.forticlient.com

FortiClientの設定

以下の項目を設定し、以下の項目を設定し、「保存」を クリックします。

項目設定値
VPNSSL-VPN
接続名任意です。例:SingleID
リモートGW環境/VPN設定の情報 の「VPNゲートウェイIPアドレス」です。
ポートの編集環境/VPN設定の情報 の「リッスンするポート」です。
認証ユーザ名入力

FortiGateへリモートアクセスVPN

SingleIDのユーザ(user1)でログインを試みます。

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user1でログインできたことを確認します。

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