SaaS利用急成長とコロナウイルスの因果関係

はじめに
みなさん、こんにちは。
初コラムとなり不慣れなことがあると思いますがどうぞよろしくお願いします。
僕たちは SingleID というID as a Serviceをメインプロダクトとしたスタートアップです。
2020年1月 コロナウイルスが国内で初めて確認された。
コロナウイルスがもたらした脅威は予想を遥かに上回り、命の尊さを知ることとなった。
社会は大きな混乱を起こし、業種によっては経営が悪化し、場合によっては閉業も余儀なくされた。
そんな中、僕たちはスタートアップを立ち上げる決断をした。
社会の見通しが立たない状況で創業することに不安はあった。
しかし、SingleIDの基礎となるアイディアやパッション、これからのビジネスの展望がネガティブな要素を大きく上回った。
「僕らの作り出すプロダクトでエンゲージメントを創り出し令和を代表する企業にする」
その思いが創業メンバーで合致したからだ。
とまぁ、情熱はほどほどに。実は気が抜けたときのアイディアがデザインや開発に生かされたりもするし、
酒の場で仕事やアライアンスが決まったりすることが大半だったりもするので。
肩の力を抜いて、ビジネスやテクノロジー、世界感を忖度なしにコラムとして発信できればと思ってます。
SaaS利用急成長とコロナウイルスの因果関係

SaaSの市場規模が大きく伸長していて、2024年には1兆1,000億円までに膨れ上がると予測されている。
同業界のビジネスマンと会話をしていると「コロナウイルスでテレワークが加速した」こんな話を耳にすることが多い
ここはみなさんも同じこと耳にしていることかと思いますが。
しかし、テレワークにシフトしたことがSaaSの大幅進捗の主たる起因とするのは考える必要があると感じる。
いや、別の見方があってもいいと思うのだ。
「コロナウイルス✕働き方」
少なからずテレワークにシフトした企業はあっただろうし、当社もスタートアップらしくフレキシブルワークだ、もちろんこれからも。
SingleIDのセールスやマーケティングの戦略プランを考えている時にふと疑問が生まれたのだ。
それはSingleIDの親和性が高くスコープである、SMB(Small and Medium Business)の層が浮かんだからだ。
次回はSaaSの推移とテレワークの因果関係に加え我が国の企業数と規模を考察し、
仮説を建ててSMBにおけるビジネスシーンの展望を書きたい。
さて、本題とは逸れるが明日からの連休は悩ましい。外出自粛に加え、台風14号が関東に上陸するのだ。
まったく、こんなタイミングに台風とは。酒を飲みながらビジネスの話を熱く語りたいのだが、取引先やビジネス仲間の企業が自粛ムード満載だ。
しかしゼロ・コロナで経済を活性化するのは不可能に等しい。冷静かつ芯を食ったビジネスリーダーが求められる。